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日本企業のあまりにも大きな勘違い 본문
こないだ、担当クライアントとの連携がうまくいかずだったのだが、
その得意先のマーケティングを統括する人からこんな内容のメールが送られてきた。
「代理店はクライアントを守ってなんぼだよ」
ん?ん?ん?
自分の目を疑った。
これが2018年の年間何百億円も売り上げている会社のマーケティング担当、
しかもそこのリーダーが発する言葉なのか???
日本の企業は今でもこういう勘違いを持っているところがある。
「クライアントは神様。」
しかし、代理店の立場からはっきりという。
「神様は存在しない。」
代理店の役割はクライアントの売り上げを最適化し、媒体へも利益をもたらすこと。
そして、コンシューマへ様々な選択肢やイノベーションを与えることであって、
それを「クライアントを神格化」にすることと勘違いする企業が、日本には未だ大半だ。
もちろん、それによりサービスに質が保てられているのも事実だ。
それがあったからこそ、日本は高度成長期を経て、世界第二の経済大国になったのも事実。
しかし、これからの時代、
クライアントー代理店ー媒体が平等な立場でやっていかない限りは
新しいイノベーションは絶対生めない。
どちらか片方に寄ってしまったビジネスには、必ず終わりが来る。
そういった考えを物作りやイノベーションを現場で作る人たちを支えなければならないマーケティング担当の人々がつけない限り、
この国の経済はもっともっと後退していくだろう。それに尽きる。
すでに後退しているのだけどね…。
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