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日本企業のあまりにも大きな勘違い

Hong Kyu David Park 2018. 5. 15. 23:20


こないだ、担当クライアントとの連携がうまくいかずだったのだが、

その得意先のマーケティングを統括する人からこんな内容のメールが送られてきた。


「代理店はクライアントを守ってなんぼだよ」


ん?ん?ん?

自分の目を疑った。

これが2018年の年間何百億円も売り上げている会社のマーケティング担当、

しかもそこのリーダーが発する言葉なのか???


日本の企業は今でもこういう勘違いを持っているところがある。

「クライアントは神様。」


しかし、代理店の立場からはっきりという。

「神様は存在しない。」


代理店の役割はクライアントの売り上げを最適化し、媒体へも利益をもたらすこと。

そして、コンシューマへ様々な選択肢やイノベーションを与えることであって、

それを「クライアントを神格化」にすることと勘違いする企業が、日本には未だ大半だ。


もちろん、それによりサービスに質が保てられているのも事実だ。

それがあったからこそ、日本は高度成長期を経て、世界第二の経済大国になったのも事実。


しかし、これからの時代、

クライアントー代理店ー媒体が平等な立場でやっていかない限りは

新しいイノベーションは絶対生めない。

どちらか片方に寄ってしまったビジネスには、必ず終わりが来る。


そういった考えを物作りやイノベーションを現場で作る人たちを支えなければならないマーケティング担当の人々がつけない限り、

この国の経済はもっともっと後退していくだろう。それに尽きる。


すでに後退しているのだけどね…。

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