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山手線の事故、インフラの老朽化そして安全神話 본문
先日JRの秋葉原ー神田の間の支柱が倒れてしまい
山手線が朝6時から午後16時にかけて10時間ほど運転見合わせとなり
その後も運転見合わせを繰り返し、41万人に影響が出ました。
少なくとも震災などの自然現象によるもの以外で
僕が覚える最長の運転見合わせのベスト3に入るかもしれません。
今回の事故で思うことが2つあります。
1.深刻化していくインフラの老朽化、対策が必要である
今回の支柱の事故だけではなく、最近インフラの老朽化による事故を度々見るようになっています。
今回の事故では幸いけが人は出ませんでしたが、2012年の笹子トンネル事故など
多くの死傷者を出してしまった事故が最近かなりの頻度で発生してしまってます。
鉄道、水道、電気、ガス、道路など、日本のインフラ施設が整備されたのは戦後のことで
正確に言えば、東京オリンピックの前後ともいえるので、すでに50年が経っております。
当然ながら、老朽化の問題は昨日今日の問題ではなくなっていますが、多額の費用の問題や民営化されてるものがほとんどであるので
今後インフラの老朽化対策は、企業だけでなく、国が先頭に立ち、解決していかねばならない問題になるはずです。
北陸新幹線など新たなインフラ施設の誕生なども日本を盛り上げてくれてますが
既存のインフラへの管理もしっかりしていかねばならないことであります。
2.安全神話が崩れつつある日本
今回のJRの事故に関しては、老朽化によるものだと報じられています。
しかし、本当の原因とされてるのは次の記事で確認できます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150415-00066456-toyo-bus_all
つまりは、支柱の傾きを確認し、作業を始めたものの、その作業での不備による事故といっても過言ではありません。
最近はこのように、工事中の不備による事故を度々目撃します。
日本が誇る「安全神話」というものが崩れつつあるのではないかと懸念されています。
これからインフラの整備に入ると、今までよりこのような事故を我々は見ることになるかもしれませんし
そこで死傷者が出ることも十分にあり得ることです。
日本の安全神話を語るにはこれからの努力が必要になってくるでしょう。
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