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クリミア半島における問題。アメリカもロシアも支持できない理由。 본문
クリミア半島における問題が長期化してる中、つい先ほど、クリミア半島での住民投票の結果が発表された。
ロシアへの編入に賛成する人がなんと95%。
ロシア系の住民が6割ほどいるということから考えても驚くべき数字であることは間違いないだろう。
これで少なくともロシアに編入されるのはないとはいえ、クリミア半島の暫定政府が、ちゃんとした自治体になることは予想される。
これに対してはG8の会議で、住民投票を認めない決議の投票が行われたものの
中国の棄権そして、ロシアの反対により、成立にはならなかった。
欧米はロシアへ対する制裁を強化する意向を示しており、ロシアのG8からの追放も可能であるという話が報道されてる中
日本政府は、最近前向きに進んでる日露関係を意識し、深く関わることを避けようとする動きを見せている。
そんな中、私見を言わせてもらうと、まず結論、アメリカもロシアも支持ができないということだ。
クリミア半島というのは歴史的に、元々はロシアの地であることは事実である。
今でもロシアの住民が6割以上占めており、中ではウクライナ語をしゃべれない住民も多数いる。
もちろん現在のことでいえば、厳密にいうとウクライナの領土であることは確かなことだが
ニキータ・フルシチョフソ連共産党第一書記によってウクライナ融和策の一環としてクリミア州がウクライナ・ソビエト社会主義共和国に移管することさえなければ、今でもロシアの領土であるはずである。
だからクリミア半島の思惑というか、ロシア編入への希望に対しては私は反対ができない。
かといって私がロシアに支持するとか、クリミア半島の単独の動きに賛成をするわけではない。
まず住民投票はクリミア半島のみで行われるべきではないと思う。
そして何より、ウクライナに新しい政府が立った後に、ウクライナ本土とクリミア半島との話し合い
さらにはウクライナ政府とロシア政府間での話し合いが必ず必要であるという認識だ。
クリミア半島の問題今なお拡大している。
というのも上記の写真のことであるが、ウクライナ東部、つまりロシアと国境を向かい合ってるところの一部の都市では
ロシア系の住民が多数占めていて、現在、クリミア半島と同様で、独立やロシアへの編入を希望して
住民投票を求めるデモが行われており、その地域が拡大しつつあることで、東欧の情勢の不安定が懸念されているのだ。
問題解決においては、まずウクライナ本土の情勢を安定化させるのが最も重要な課題であるだろう。
クリミア半島への問題解決に関するものはその後になりそうだ。
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