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MLBのサンディエゴ、悲運の選手との契約更新20年目へ

Hong Kyu David Park 2015. 5. 27. 22:33

メジャーリーグ(MLB)のサンディエゴパドレス(San Diego Padres)は20年前、入団直後、病により一生障害を負うことになってしまったマット・ラチャッパ氏(Matt Lachappa、40歳)と今年も契約を更新すると発表したとUSA Todayが報じた。



ラチャッパ氏はサンディエゴの東にあるバロナ・バレーというインディアン保護地域出身のインディアンで、1996年サンディエゴのシングルAのマイナーチームにピッチャーとして入団した。しかし、練習中に彼を襲った心臓麻痺により、彼は身体に一生の障害を負うことになり、それから二度とマウンドに立つことはできなかった。



しかし、サンディエゴはラチャッパ氏が健康保険を受けられるよう、毎年マイナー契約を結んでいる。さらに、球団が作った子供用野球場の名前を彼の名前からマット・ラチャッパ・フィールドにした。マット・ラチャッパ氏の兄イーグル・ラチャッパ氏は、「サンディエゴは弟が、治療を受け続けられるようにして下さり、一生の父になってくれると言ってくれた」という。球団の名前のパドレス(Padres)はスペイン語でお父さんの意味を持つ「Padre」の複数形である。

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